君のいた場所

2002年1月24日
よく舞台の袖で2人、話をしたね。
朝の清しい空気から一変してかび臭い、暗闇の中で。
敷きっ放しのマットの上で波打つ君の髪を
僕は今でもはっきり思い出せる

光を照り返す河原でスカートをたくしあげ
水面を蹴っていた君も、
屋上へ続く階段の途中で振り返って笑った君も。
どこへ消えてしまったの?

何度も同じ事同時に口にした偶然という奇跡を
僕は今でも信じているのに

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