(σ・∀・)σ19ゲッツ!

何人かの光ってるコ達とその他大勢。

私は受験勉強しながらずっと、そんなことをぼんやりと考えていた。
ちっとも身が入らない。
公立の高校入試はもう目の前で、私立を滑っていた私はもう瀬戸際だった。

そう、私はその他大勢のほう。
ルックスだって頭の中身だって冴えない。
オトコノコから告られたことなんて生まれてこのかた一回だってないし、今後だってあるかどうか。

だけど私は、光りたかった。

そこに、あの子がいたから。

「おはよう、近藤さん」
「あ、おはよ」
精一杯振り絞って口にした挨拶にいつものようにさっくり応えて、近藤アサヒが私の目の前を通り過ぎる。
プールの塩素のせいで色素が抜けた髪に朝の光が反射して、少しだけ眩しい。

アサヒはいつも輪の中心軸を回していた。
アサヒが笑えばみんなも笑う。
ヘコんでいれば隣のクラスからだって誰か絡みにくる。
クラスの中のきらっきらした女子や男子だけでなく、先生達からだってかわいがられてて。

私だってあと少し頑張れば、あの中に入れるかもしれない。
近藤アサヒになれるかもしれない。

私はアサヒのことがほんのちょっぴり憎らしく、そしてものすごく・・・・

羨ましかった。

★続きます。気まぐれで短編書き始めちった。(苦笑)アサヒシリーズ中学3年バージョンですね。
純愛になるかエロになるのかおいらにもわからん(笑)しばらく(多分3〜4日)お付き合い下さいませv
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「スターライト☆エクスプレス」
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