(σ・∀・)σ90ゲッツ!★昨日さぼってごめんなさい(汗;★

際限がなかった。
変わってく自分に酔いしれていた。
たった一週間で、古い殻を脱ぎ捨てて
私は生まれ変わった。
初めて羨望の眼差しを受けた。
男の子が話しかけてくるようになった。

急激な変化に噂話もとんでたみたいだけど
それすら心地いい。

今までの私は埋没していたから。
可も無く不可もなく
その他大勢にまぎれて、息をひそめて。

今の私はスポットライトを浴びた主役のように、光の中にいる。

本当に欲しいものは・・・手に入らなかったけれど。


「あ・・んだめぇ・・」
放課後の静まり返った校舎。
そろそろ帰ろうかな、と思いつつ立ち寄ったトイレでかすかにもれてくる囁き声を聴いた。
私は驚いて立ち止まる。
「ほら、こんなに濡れてるじゃん・・ミナだって欲しいくせに」
その声。
信じられない、信じられない、近藤アサヒだ!

「だめだよぉこんなトコで・・あんっ」
甘ったるい喘ぎ声にも聞き覚えがあった。
同じクラスの秋川ミナ。

ミナ・・ミナは”光”じゃない・・・。

電撃に撃たれたみたいにくらりとする。
秋川ミナはどちらかといえば真面目な優等生タイプだ。
変身前の私とそう変わらないはず、なのに・・・
どうして?なんで?

私の動揺にはお構いなしにコトは進んでいる。
「あん・・あ・・こんなの恥ずかしい・・」
「いいねえ・・もっとミナのそういう顔がみたいな」
囁き交わされる言葉とこする粘膜のいやらしい音に私は耐え切れず、わざと大きな音を立ててドアを開けて、閉める。
そのまま息をころして私は潜んだ。
アサヒの焦る姿を見たかった。

動きがとまり、静まり返る。
私は動かない。
アサヒも動かない。

時間の流れが私の周りでだけ、おかしいのかもしれない。
長いこと待ってたような気もするし、一瞬だった気もして。
ミナの押し殺した声が聞こえる。
「誰かに聞かれちゃったかな・・・?」
不安そうな、その声。
「いいじゃん、聞かせてやろうよ?ミナの可愛い声」

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近親恋愛(いい響きv)兄妹妄想小説終了してます。
よかったら読んでくれい★




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