「あなたのいる場所・10」〜それだけで声が上がりそうになる〜
2003年7月16日(σ・∀・)σ52ゲッツ!
アサヒの目は吸い込まれそうになるほどきらきらと朝の光を反射していた。
眩しくて、目を開けていられなくなる・・。
今日アサヒに抱かれてしまったら、多分私の前を過ぎ去っていってしまうだろう。
お菓子の試食をするように、つまみぐいして、甘いけど痛い思い出だけ残して。
最初はそれでもよかった。
アサヒを手に入れ続ける価値なんて、私にはない。
だけどもし今日抱かれなかったら・・・?
もしかして、もう少し。
あと少しだけ、私だけのものでいてくれるかもしれない。
でも、昨日みたいに簡単に背中を向けて去っていく可能性だってないわけじゃない。
こずるい駆け引きが私の中に浮かんでは消えた。
答えなんか出せないよ・・・。
「わかんない・・」
正直にそう言うと、アサヒはくすっと笑った。
「こっちおいで。そこじゃ向こうのビルから見えちゃうからさ」
アサヒは建物の陰まで移動し壁にもたれかかって手招きした。
その隣に私ももたれかかる。
ちょうどその時チャイムが鳴り響き、私達は顔を見合わせた。
「さぼっちゃったね」
アサヒが楽しそうに言った。
そんなアサヒも私には・・・とても眩しい。
チャイムが鳴り終わる頃には、アサヒに抱き寄せられていた。
唇を受け止めながら私は考えてた。
好きって言葉はなんて不自由なんだろう。
私がアサヒに感じる好き、は憧れも嫉妬も切望も羨望も全部全部含まれた感情だ。
一つ一つを説明することなんてできない絡み合った感情。
それなのに「好き」っていうたった一つの言葉に集約されてしまうのはどこか間違っている気がする。
でも・・・今はただ、この唇が、私だけのもの・・・
短いキスが唇をくすぐるように繰り返される。
そうされるとどんどん感覚が研ぎ澄まされてくる。
時々アサヒがいたずらして唇以外・・頬や目の下辺りにも口づける。
それがくすぐったくておかしくて、私はくすくす笑ってしまった。
段々間隔が短くなってくる。
その幅がゼロになったとき初めてアサヒは唇で割るようにして、舌を滑り込ませてきた。
アサヒとのキスは二回目だったけれど、前とは全然違う。
今日のはまるで・・・自分が愛されてるかも、って錯覚しちゃうような優しさに溢れている。
アサヒが欲しい。
心から、願う。
まるで私の気持ちを見抜いてるかのように、そう思った瞬間、アサヒの掌が私の背中を撫で始めた。
キスと一緒に掌が激しさを増してくる。
シャツの裾がスカートから引っ張り出され、その下の肌の感触を確かめるようにアサヒがまた私の背中をすいっと撫でる。
アサヒの指は冷たい。
でも熱くなってしまった私の身体には、たまらなくそれが心地よい・・・
ブラのホックを外されると、私は壁にもたれかけさせられた。
すかさずアサヒの膝が私の太ももを割り込む。
スカートがもつれ合って、私は昆虫採集の標本みたいに壁に貼り付けられた。
そう、もしかしたらアサヒは女の子をコレクションしてるのかもしれない・・・。
サディスティックに羽をピンで留めて、こっそりとしまいこんで。
それでも、いい。
そんな形でも、私がアサヒを満たすことができるのなら。
いつまでもしまいこんで、時々取り出してみては・・・微笑みかけて欲しい。
乳輪を舌で辿られる。
でもなかなかその中心には触れようとはしない。
いつのまにか自分の乳首が立ち上がってるのがわかって、恥ずかしさに拍車がかかる。
誰も見ていないとは言え、こんな野外のお日様の下でシャツをまくられて肌をむきだしにするなんてそれだけでも十分恥ずかしいのに、その上アサヒの舌に弄ばれている。
そう考えるだけで子宮の辺りが疼く感じがした。
きっとクラスメイトたちは今頃出席を取られ、先生の話を聞き、今日一日がまた始まる憂鬱をあくびと一緒に噛み締めてるんだろう。
私はそんな子達の頭の上でこんな・・・声をかみ殺して快感に喘いでいる。
薄い私の胸の谷間をアサヒが舐めたとき、前髪が乳首に触れた。
それだけで思わず声が上がりそうになるほど気持ちいい。
「エミは胸が感じやすいみたいだね」
舌で乳房のラインをなぞりながらアサヒが言った。
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アサヒの目は吸い込まれそうになるほどきらきらと朝の光を反射していた。
眩しくて、目を開けていられなくなる・・。
今日アサヒに抱かれてしまったら、多分私の前を過ぎ去っていってしまうだろう。
お菓子の試食をするように、つまみぐいして、甘いけど痛い思い出だけ残して。
最初はそれでもよかった。
アサヒを手に入れ続ける価値なんて、私にはない。
だけどもし今日抱かれなかったら・・・?
もしかして、もう少し。
あと少しだけ、私だけのものでいてくれるかもしれない。
でも、昨日みたいに簡単に背中を向けて去っていく可能性だってないわけじゃない。
こずるい駆け引きが私の中に浮かんでは消えた。
答えなんか出せないよ・・・。
「わかんない・・」
正直にそう言うと、アサヒはくすっと笑った。
「こっちおいで。そこじゃ向こうのビルから見えちゃうからさ」
アサヒは建物の陰まで移動し壁にもたれかかって手招きした。
その隣に私ももたれかかる。
ちょうどその時チャイムが鳴り響き、私達は顔を見合わせた。
「さぼっちゃったね」
アサヒが楽しそうに言った。
そんなアサヒも私には・・・とても眩しい。
チャイムが鳴り終わる頃には、アサヒに抱き寄せられていた。
唇を受け止めながら私は考えてた。
好きって言葉はなんて不自由なんだろう。
私がアサヒに感じる好き、は憧れも嫉妬も切望も羨望も全部全部含まれた感情だ。
一つ一つを説明することなんてできない絡み合った感情。
それなのに「好き」っていうたった一つの言葉に集約されてしまうのはどこか間違っている気がする。
でも・・・今はただ、この唇が、私だけのもの・・・
短いキスが唇をくすぐるように繰り返される。
そうされるとどんどん感覚が研ぎ澄まされてくる。
時々アサヒがいたずらして唇以外・・頬や目の下辺りにも口づける。
それがくすぐったくておかしくて、私はくすくす笑ってしまった。
段々間隔が短くなってくる。
その幅がゼロになったとき初めてアサヒは唇で割るようにして、舌を滑り込ませてきた。
アサヒとのキスは二回目だったけれど、前とは全然違う。
今日のはまるで・・・自分が愛されてるかも、って錯覚しちゃうような優しさに溢れている。
アサヒが欲しい。
心から、願う。
まるで私の気持ちを見抜いてるかのように、そう思った瞬間、アサヒの掌が私の背中を撫で始めた。
キスと一緒に掌が激しさを増してくる。
シャツの裾がスカートから引っ張り出され、その下の肌の感触を確かめるようにアサヒがまた私の背中をすいっと撫でる。
アサヒの指は冷たい。
でも熱くなってしまった私の身体には、たまらなくそれが心地よい・・・
ブラのホックを外されると、私は壁にもたれかけさせられた。
すかさずアサヒの膝が私の太ももを割り込む。
スカートがもつれ合って、私は昆虫採集の標本みたいに壁に貼り付けられた。
そう、もしかしたらアサヒは女の子をコレクションしてるのかもしれない・・・。
サディスティックに羽をピンで留めて、こっそりとしまいこんで。
それでも、いい。
そんな形でも、私がアサヒを満たすことができるのなら。
いつまでもしまいこんで、時々取り出してみては・・・微笑みかけて欲しい。
乳輪を舌で辿られる。
でもなかなかその中心には触れようとはしない。
いつのまにか自分の乳首が立ち上がってるのがわかって、恥ずかしさに拍車がかかる。
誰も見ていないとは言え、こんな野外のお日様の下でシャツをまくられて肌をむきだしにするなんてそれだけでも十分恥ずかしいのに、その上アサヒの舌に弄ばれている。
そう考えるだけで子宮の辺りが疼く感じがした。
きっとクラスメイトたちは今頃出席を取られ、先生の話を聞き、今日一日がまた始まる憂鬱をあくびと一緒に噛み締めてるんだろう。
私はそんな子達の頭の上でこんな・・・声をかみ殺して快感に喘いでいる。
薄い私の胸の谷間をアサヒが舐めたとき、前髪が乳首に触れた。
それだけで思わず声が上がりそうになるほど気持ちいい。
「エミは胸が感じやすいみたいだね」
舌で乳房のラインをなぞりながらアサヒが言った。
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