「お姉ちゃんと僕・2」〜快感に変わる罪悪感〜
2004年3月18日 恋愛その日の真夜中、僕は現国の問題集を開きつつも集中できずにいた。
さくら姉のふんわりした腕。
耳元で甘えたように囁くちょっと高めの声。
いつから僕はこんな風にさくら姉を意識するようになっちゃったんだろう?
クラスの女の子たちとはちょっと違う雰囲気。
あそこの雑誌に載ってたあのブランドがねー、とか
今度の誕生日には指輪が欲しいな、みたいな女の子の会話に正直うんざりしてた僕にとって、さくら姉の純粋さが最近新鮮なのだ。
へんだな、こんなの。さくらが傍にいる、そう思うだけで何だかカラダが熱くなるなんて。
「何で反応しちゃってるんだよ・・・」
甘勃ち始めた自分の息子にジーンズの上から手を当ててみる。
今までに想像だけで2回。抜いてしまった。
最初の日は、風呂上りのさくらの湯気が立つ姿で。
次はソファでうたた寝する寝顔にヤられて。
最初は罪悪感でいっぱいだった。
だけど二回目からはその罪悪感が逆に今までに感じたことのない快感をもたらしてくれることに自分で驚いた。
そして今夜、さくら姉の腕のもっちりとした感触を思い返してジッパーを下げかけた、その時。
こんこん、と正確に2回、ドアをノックする音。
反射的に時計に目をやると、もう2時をまわっている。
「誰・・・?」
慌ててジッパーを上げ、膨らんだソコを隠すように深く椅子を引いて返事を返した。
「シンちゃあん・・・」
ドアが遠慮がちに開き、ついさっきまで妄想していたさくら本人がのぞきこんできた。
「な・・・何?」
さすがにキョドって僕は聞き返した。恥ずかしいほど声がうわずっちゃってる。
「英語の辞書、使ってる?学校に忘れてきちゃって・・・」
「や、使ってないから持ってっていいよ?」
言いながら、僕は目の前に立てかけてあった辞書に手を伸ばした。
さらり、と部屋着が擦れる音がして、さくらが部屋に滑り込んでくる。
落ち着いて欲しいのに、僕のソコは益々硬さを増してしまう。
問題集は1ページも進んでないクセに、勉強を続けている振りをしつつ僕はそっぽをむいたまま辞書をさくらに手渡した。
「あ、懐かしー!」
早く出て行って欲しい、そんな僕の思いとは裏腹に、さくらが机を覗き込んできた。
「あたしの使ってたのと同じ問題集だわ。ね、わかんないトコあったら教えてあげるよ?」
そう言っていたずらっこのように微笑むさくらが眩しくて、僕はやっぱりまともにその目を見ることが出来ない。
「いいから戻れよ」
「あ、シンちゃん冷たぁい・・・ごめんね、邪魔しちゃって。遅くまで頑張りすぎないでちゃんと寝るのよ?じゃあ辞書借りるね」
そう言うさくらの声があまりに寂しそうで僕は思わず振り返ってしまった。
「さくら姉」
「なあに?」
「それ、これの後に使うから後で返しに来てくれる?」
そんなつもりはまるでなかったけれど、そんな言葉が口をついて出た。
さくらが静かに出て行った後で、僕は深くため息をついた。
後でまた、ここに来る。
あの腕をつかんでベッドに押し倒したい。
シンちゃぁん、って呼ぶその柔らかそうな唇にキスしたい。
そんな浅はかな妄想を抱きつつ、僕は再びジッパーに手をかけた。
★日記も書いてます。ライターHPはコチラ↓
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さくら姉のふんわりした腕。
耳元で甘えたように囁くちょっと高めの声。
いつから僕はこんな風にさくら姉を意識するようになっちゃったんだろう?
クラスの女の子たちとはちょっと違う雰囲気。
あそこの雑誌に載ってたあのブランドがねー、とか
今度の誕生日には指輪が欲しいな、みたいな女の子の会話に正直うんざりしてた僕にとって、さくら姉の純粋さが最近新鮮なのだ。
へんだな、こんなの。さくらが傍にいる、そう思うだけで何だかカラダが熱くなるなんて。
「何で反応しちゃってるんだよ・・・」
甘勃ち始めた自分の息子にジーンズの上から手を当ててみる。
今までに想像だけで2回。抜いてしまった。
最初の日は、風呂上りのさくらの湯気が立つ姿で。
次はソファでうたた寝する寝顔にヤられて。
最初は罪悪感でいっぱいだった。
だけど二回目からはその罪悪感が逆に今までに感じたことのない快感をもたらしてくれることに自分で驚いた。
そして今夜、さくら姉の腕のもっちりとした感触を思い返してジッパーを下げかけた、その時。
こんこん、と正確に2回、ドアをノックする音。
反射的に時計に目をやると、もう2時をまわっている。
「誰・・・?」
慌ててジッパーを上げ、膨らんだソコを隠すように深く椅子を引いて返事を返した。
「シンちゃあん・・・」
ドアが遠慮がちに開き、ついさっきまで妄想していたさくら本人がのぞきこんできた。
「な・・・何?」
さすがにキョドって僕は聞き返した。恥ずかしいほど声がうわずっちゃってる。
「英語の辞書、使ってる?学校に忘れてきちゃって・・・」
「や、使ってないから持ってっていいよ?」
言いながら、僕は目の前に立てかけてあった辞書に手を伸ばした。
さらり、と部屋着が擦れる音がして、さくらが部屋に滑り込んでくる。
落ち着いて欲しいのに、僕のソコは益々硬さを増してしまう。
問題集は1ページも進んでないクセに、勉強を続けている振りをしつつ僕はそっぽをむいたまま辞書をさくらに手渡した。
「あ、懐かしー!」
早く出て行って欲しい、そんな僕の思いとは裏腹に、さくらが机を覗き込んできた。
「あたしの使ってたのと同じ問題集だわ。ね、わかんないトコあったら教えてあげるよ?」
そう言っていたずらっこのように微笑むさくらが眩しくて、僕はやっぱりまともにその目を見ることが出来ない。
「いいから戻れよ」
「あ、シンちゃん冷たぁい・・・ごめんね、邪魔しちゃって。遅くまで頑張りすぎないでちゃんと寝るのよ?じゃあ辞書借りるね」
そう言うさくらの声があまりに寂しそうで僕は思わず振り返ってしまった。
「さくら姉」
「なあに?」
「それ、これの後に使うから後で返しに来てくれる?」
そんなつもりはまるでなかったけれど、そんな言葉が口をついて出た。
さくらが静かに出て行った後で、僕は深くため息をついた。
後でまた、ここに来る。
あの腕をつかんでベッドに押し倒したい。
シンちゃぁん、って呼ぶその柔らかそうな唇にキスしたい。
そんな浅はかな妄想を抱きつつ、僕は再びジッパーに手をかけた。
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