同じ姉弟でも、男と女ってだけで
どうしてこうも違うんだろう?
白い二の腕。ぽっちゃりした太もも、細い肩。
僕はいつでもさくらに対しては優しくしていたつもり。
どじでおっとりしていて感情を荒立てないさくらの穏やかさを壊したくはなかったし、ぼんやりしたところもかなり気に入っていた。
だけどどうしてだろう、時々酷くいじめたくなる。
さくらが僕にすがりついて
「もっと・・・お願い、シンちゃあん・・・」ってあの甘ったるい声で鳴いてるところを想像するだけで、ほら・・・こんなにもう僕のアソコがいきり立ってしまう。
服の上からでもわかる大きめの胸。
シャツのボタンをはじき飛ばして抗う腕を押さえ込んで乳首を噛んで舐めあげて、膝の間を割って顔をうずめたい。
そしていつもは絶対見せないさくらの怯えた顔に向かってソレを放ちたい・・・
勉強なんか、手に付かなかった。
こんなにも僕を煽るさくらに憎しみに似た思いすら、抱く。

ヤりたい、ヤりたい、ヤりたい。

高速運動を繰り返す右手をさくらの生暖かいその中に置き換えて。
MAX怒張したこの手のなかにあるもので貫いて。
そして果ててしまいたい・・・

「さくら・・・!」

イった瞬間、声に出てしまっていた。
慌てて僕は自分が放ったソレをふき取りズボンを引き上げ、耳を澄ましてみた。

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